10月の日記で「BossのボーカルエフェクターVE-500が欲しい」という記事を書きましたが、先日のライブでついに実戦投入してみたのでレビューしてみます。

 

VE-500

boss VE-500 Vocal Performer   楽天サウンドハウスamazon

 

(VE-500 商品説明より引用)

アンプとエフェクターを組み合わせて、自分のシグネチャー・サウンドを作る
ギターの音作りと同じように、ボーカルのトーンやエフェクトにもこだわりたい。そんなギター・ボーカルの願いを叶えるのがVE-500 です。

VE-500 はボーカル用にチューニングされたプリアンプや高品位エフェクト、豊かなハーモニーなど、ボーカルのサウンド・メイキングに欠かせないツールを堅牢な筐体へ凝縮しました。ギター・エフェクターと組み合わせて手軽に使用できるように設計されているので、VE-500 をペダルボードへ追加するだけでボーカル・サウンドを思いのままにコントロールできます。

 

というわけで10月某日、実際にペダルボードシステムにVE-5ooを組み込んでみました。

(ボードの中身についてはこちらの日記で詳しく書いてます)

 

 

配線はこんな感じ。

VE-500にはStrymonのデジタルディレイやEventideのモジュレーションエフェクターと同じように、MIDIでのプログラムチェンジの信号を受けることができるので、ギターエフェクター用のスイッチャーMS-3からMIDI信号を飛ばして操作を行なってます。

 

 

絵心がなくて申し訳ないですが。。。

例えばスイッチャーMS-3のスイッチAを踏むと、①の配線に繋いだ歪みペダルと、③の配線に繋いだシマー(ディレイの一種)と、VE-500上で作ったパッチの「歌メロがEのキーの曲で、元のボーカルの上3度でハモる」という設定を一気に呼び出すことができたりします。

(VE-500 商品説明より引用)

これらを組み合わせたお気に入りの設定は最大99 個まで保存することができ、曲やスタイルに合ったパッチをスイッチ一つで即座に呼び出し可能。VE-500 をペダルボードに加えれば、ギター・ボーカルのライブ・パフォーマンスがさらに華やかで躍動的なものになります。

 

11月18日のワンマンライブではこのパターンをフル活用してVE-500を実戦投入しました。

では、実際にVE-500を使用した音と映像をどうぞ〜

一部の男声コーラスを除き、全体に渡ってVE-500のハーモニー設定を使っています。

 

 

高画質バージョンはこちらからご覧ください。(リンク先はyoutubeです)

 

(VE-500 商品説明より引用)

BOSS 独自開発の高性能DSP エンジンを搭載することで、プロ・クオリティーの音質とナチュラルなハーモニー、正確なピッチ・コレクト機能を実現しました。入力されたギター・コードを自動で解析するので、複雑なコード進行の曲でも正確なハーモニーを奏でることができます。

 

前機種VE-20を数年間使っていましたが、特にハーモニー機能に関してVE-500は信じられなくらいパワーアップしています。特に、楽器(ギターもしくはMIDI出力ができるキーボード)のコードに合わせてハーモニーを生成する機能はなかなか優秀です。ちなみにVE-20を実戦で私が使わなかったのは、自然な(人間っぽい)ハモりが付けられないというのが理由だったので。でも、エフェクトやリバーブ単体で考えればVE-20も全然使えます。ボーカルエフェクター入門編としては良い機種だと思います。

 

boss ボーカル用エフェクター VE-20   楽天サウンドハウスamazon

 

ちなみに、VE-500のハーモニーの付け方がギターやキーボードのコードに依存するか、もしくはメロディのキー設定に依存するかは、全部で4パターンから選べます。

①入力したコードに依存

②入力コード重視+補助で設定したキーと連動

③キー設定重視+補助で入力したコードと連動

④キー設定に依存

 

私の場合、ギターを弾く曲では入力コードを分析してハモるモードを使用して、ギターを弾かない曲ではあらかじめキーを設定した状態でハモるモードを使っています。それで上手くいかない時は②や③を使うという感じでライブ前に色々実験しました。これが設定で一番時間がかかりましたね。一番好みのハモりを探すべく、曲数×4パターン全て試しました。

 

3分5秒あたりはギター持ってるだけで弾いてないので(笑)あらかじめキーを指定してハモるモードを使っています。

 

 

もちろん、ハモりのメロディーラインは実際の歌メロに対して「3度下」とか「5度のオクターブ下」「3度上&1オクターブ下」なども細かく指定することができます。

転調する曲の場合(5分15秒あたり)は、「転調前はキーB」「転調後のキーG」という風にVE-500で2種類のハモりのデータを作っておき、MS-3にある4つのスイッチのうち左には「転調前のキーBでハモる」、一番右だけに「キーGでハモる」データを割り当て・・・という具合に設定していました。

 

ピッチコレクト機能は使ってませんが、EDM全開でボーカル自体がサンプリング的な扱いの曲を作った時は試してみたいですね。

 

 

ライブ当日の足元。VE-500の上のスペースにiPhone置きっぱなしですが。笑

 

(VE-500 商品説明より引用)

基本となるボーカル・トーンを磨き上げるEQ やエンハンス等のプリアンプ、ロボット・ボイスを作り出すボコーダー機能、高品位なリバーブ、ディレイ、モジュレーションなど定番のエフェクトから、ディストーション、フィルターなどユニークな効果まで、ボーカル専用のツールやエフェクトを多数搭載しました。

 

エフェクトはラジオボイスとモジュレーションを使ったのですが、ちょっと狙った通りにはできなかったかなー、という感じです。楽器フェアのBossのブースにデモ機があったので、Bossの方からも色々話を聞かせていただいて、綿密に設定を組んだつもりだったのですが、、、、

PAスタッフがいる現場で使う時のオススメの方法としては、「outputの片方からノンエフェクトの自分の素の声、もう片方のoutからハモりやモジュレーション等のエフェクト音を出力して、ライブハウスのPAに個別にリバーブやイコライザーをかけてもらう」とのことだそうなので、今回はこの方法でライブに挑みました。

本番前のサウンドチェックでPAスタッフから指摘されたのは、「ハモりの出力音量とそれ以外のエフェクトの出力の音量差があり、エフェクト音がハモりに比べてちょっと小さいかも」という点でした。各エフェクトの音量まで設定の段階からもっときちんと作っていかなくてはいけないなー。とちょっと反省。。。(ボーカルエフェクターの持ち込みがライブハウスで嫌がられる理由もなんとなくわかりますねw)

うちのメンバーからは「ちょっとハモり音でかいなぁ、主張しすぎ」と指摘されたので、完全に自分たちの好みの音にするためには、当日のリハも含めもう少し細かな設定の見直しが必要そうです。

 

次回4月のワンマンライブの時はその辺りをしっかり改善していきたいと思います!

 

 

さて、こんな感じで初めてのライブハウスでボーカルエフェクターVE-500を実戦で使ってみたのですが、最後に全体的な感想。

VE-500はハーモニーからエフェクトの音色に渡り詳細な設定ができるが故に、こだわればこだわるほど設定は大変な印象です。ですが狙った効果が出た時の満足度はかなり高いです!

特にハーモニーに関しては「全体的に3度上でハモってればいい」というのと「なるべく狙ったイメージの通りのハモりが機械っぽくない自然な音質で欲しい」では設定の手間が大違い。私は後者なので、ライブ当日まで何度もミキサーを通して録音して聞いて、微調整を繰り返して音作りをしました。13曲分の設定は楽しくもあり、なかなかしんどかったです。たぶん合計で24時間以上かかってます(笑)

ちなみに、スイッチャーMS-3との連携作業はそこまで苦ではなかったです。同じBoss/Roland製の物を使っているから設定の感覚が近いというのもあると思います。MIDIプログラマブルスイッチャーがあれば、ハモりやエフェクトの設定を各スイッチに割り当てることによって簡単に呼び出すことができるので、曲中での転調も全く問題ないです。ギターを持たないボーカリストでもギター用スイッチャーを取り入れてみると機能拡張の幅がかなり広がりますね。

 

MS-3

boss マルチエフェクトスイッチャー MS-3楽天サウンドハウスamazon

 

プリセットの状態でも色々なエフェクトが内蔵されているので、それを使うのが一番お手軽ですが、ハーモニーの付け方や細かい設定を使わないのは非常にもったいない機種だな思います。

 

 

で、ここだけの話、一番失敗したポイントはですね。。。。

 

MCの時にハモり解除し忘れて、そのまま喋り続けていたことですw

すいません、マジで気をつけますw

 

VE-500

boss VE-500 Vocal Performer   楽天サウンドハウスamazon

 


 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です