世界的な外出自粛要請を受けて、オンラインミーティングアプリ・ZOOMが話題になっていますね。
これ系の機材いじりが大好きな私、せっかくの仕事ゼロ・休業期間にいじり倒すチャ〜ンス(笑)ということで、

自宅にある最低限の機材で、ZOOMオンラインミーティングで少しでも音質を上げる方法を検証してみました。

※4/11に更新した『音楽教室で働くワイ、コロナショックで生活の危機!』にいつもの数十倍のアクセスと反響をいただきました。メッセージやSNSなどで温かいコメントをくださったり、支援を申し出てくださった方々に感謝申し上げます。

 

パターン①iPadのみ(Facetimeカメラ+内蔵マイク)でビデオ会議をしてみる。

まずはiPadのみで5人会議を試してみました。

参加者はスマホやPCなど様々な環境からアクセスしていましたが、iPhoneに純正イヤホンマイクで会話されている方の会話が音割れが若干気になるものの一番聞き取りやすかったです。左上が私ですが、何故こんな向きなのかというと、IKEAで購入したiPadスタンドがこの角度でしか調整できないためです(笑)竹製で丈夫だしビジュアルも好みなんですが、ただのタブレットスタンドなのでこんな角度にー!動画見たり、PCのセカンドモニターの代わりに使うのには安いし最高ですよ。

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ところでZOOMって自分の発言のタイミングをはかるのめっちゃ難しくね?と思ったの私だけ?w

今回、iPadから会議参加の私は、他の参加者のみなさんから音声があまり良くない・音が途切れたり聞こえない・勝手にギター弾いてたら音が割れて何弾いてるのかわかりづらいなどの感想をもらったので、次の項目で改善に向けて動いてみます。

 

パターン②iMacでオーディオインターフェイスとコンデンサーマイク、ヘッドフォンを使用。

オーディオインターフェイスは内蔵エフェクトとループバック機能の付いているSteinbergのUR242を使いました。

・オーディオインターフェイスに内蔵エフェクト(DSP)機能があると、レイテンシー(PC内でのデータ処理による音の遅延)がない状態でリバーブ、音質補正をかけた状態で自分の声をモニターすることができます。UR242の場合は、付属のソフトdspMixFxでそれが実現できます。

・さらに、ループバック機能があると、パソコン内で流れている(自分が聞いている)音をそのまま通話相手に送ることができます。これもdspMixFxに搭載されている機能です。

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR242 オーディオインターフェイス

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR242 オーディオインターフェイス

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オーディオインターフェイスとマイクを変えた時点でかなり音質改善できました!実際にZOOMの録画機能を使って会話の音声を確認してみましたが、iPadを使うより音割れが減り、かなり聞こえやすくなりました。この場合はZOOM側の音声入力の設定を「オーディオインターフェイス(UR242)」に、オーディオインターフェイスにヘッドフォンを差して使う場合も、出力の設定はやはりオーディオインターフェイスです。

 

マイクは手持ちのコンデンサーマイクAKG C214を使用しました。コンデンサーマイクはファンタム電源を必要としますが、繊細で音の再現性が高いのが特徴です。歌のレコーディングや声の収録で使われるマイクはこのタイプですね。UR242にファンタム電源が付いていますので接続に特に心配はないです。

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AKG C214 コンデンサーマイク

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内蔵エフェクト搭載のオーディオインターフェイスならば、音の遅延なしに自分の声に程良くエフェクトをかけた声を聴きながら会話ができるので、話し声だけでなく歌も余裕で気持ちよく歌えそう。UR242に付属のこの機能は、DAWソフトを持っていなくても単体で使うことができるため、音楽制作をしない方…たとえばオンラインで気持ちよく会話したい方や、長時間の講義をされる方にもオススメだと思います。響かない空間で声を出すよりは、お風呂とかよく響く空間で出してる方が楽しいですよね。

ちなみに、声に薄くリバーブがかかっているのって、歌のレコーディングの現場ではベストなパフォーマンスを発揮するためにすごく重要なことだったりします。

パターン③ZOOMでの配信ライブやオンラインレッスンを想定して機材を組んでみました。

前の項目で使用したUR242とiMac+コンデンサーマイクに、さらにピアノを接続してZOOMを通して演奏してみます。

・オーディオインターフェイスにピアノを接続して声と同時にピアノも良い音で出したい。

「YAMAHAの電子ピアノのMIDI接続を使って、Ivory2のピアノ音源を鳴らす」のを目標にシステムを組んでみました。UR242のにピアノをMIDIケーブルで繋ぎ、音源を立ち上げます。Ivoryはスタンドアロン(=DAWを通さなくてもMIDIさえ繋がれば単体で動く)で動くソフトが付属しているので、DAWではなくそちらを使ってみました。

UR242付属のdspMixFxのループバック機能をONにすれば、デスクトップ上で流れている音をそのまま相手に送ることができます。今回のIvoryのように、MIDIピアノ・シンセ等の音源を再生する場合はループバックをONにしないと相手に音が届きませんのでご注意を。

 

YAMAHAの電子ピアノは、76鍵・持ち歩き可能で、鍵盤が重すぎず軽すぎないピアノタッチのものを使用してます。他のメーカーの88鍵も持ってるけど、巨大すぎて家に置けないので、いつもライブやらせてもらってるマサツーカフェに長いこと置きっぱですw
YAMAHA ( ヤマハ ) / NP-32B 電子ピアノ

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Ivory2はベーゼンドルファー、スタインウェイ等の最高峰のピアノの音色を自宅の電子ピアノとPC で再現できる音源です。MIDI端子もしくはUSB出力が付いている電子ピアノを、Ivory2をインストールしたPCに接続することによって、自宅のピアノがベーゼンドルファーやスタインウェイになります。プリセットがすごく充実しているし細かい設定もいじれるし、本当に素晴らしい音です。が、iLOKという認証キーが必要になるので初期設定は面倒かも。

 

SYNTHOGY ( シンソジー ) / Ivory II Grand Pianos

SYNTHOGY ( シンソジー ) / Ivory II Grand Pianos

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実際にやってみて録画して確認した印象ですが、ループバック機能を使うとZOOMを通してのサウンドの音質は若干劣化する印象です。たぶんエフェクトがかかることで音がぐちゃってるのかなぁ・・・調整でどうにかなるかもしれないのですが、なかなか難しいー!何度も録画して調整してみましたが、ちょうどいいポイントがなかなか見つからず。。。うーん誰か検証してくださいw

 

 

結果、オンラインでのピアノと歌のレッスンを想定した場合は、相手に届く声にエフェクトがかからなくても構わないと思ったので、ループバック機能はオフにして、マイクのオーディオ入力+電子ピアノのOutputからオーディオ入力でインターフェイスへ接続してみました。ループバック機能ONでエフェクトがかかっている時よりも、声も楽器の音も明瞭に聞こえるような気がしました。

ただ、ライブ配信などで歌や楽器にエフェクトをかけたい、さらにMIDIの音源を使いたいという場合は、ループバック機能を使ってみるのが良いと思います。ところでZOOMでライブ配信の需要ってあるのかな?w ちなみに、ZOOM上でオンラインの相手とお互いの音を聴きながら一緒に演奏するのはタイムラグがあって無理です。これはもう諦めましょう。ツイキャスやYOUTUBE LIVEでこそ、DSP・ループバック搭載のUR242の出番だと思ったのですが、せっかくZOOMインストールしたので色々試してみましたってことでw

 

ちなみに今回のオンライン通話相手にはApple純正のAirPodsを使用してもらいました。耳がAirPodsで塞がれて自分の声が聴きづらいとのことでしたので、途中からAirPodsは片耳のみで使用してもらいました。私はSONY MDR-CD900STモニターヘッドフォンを使いましたが、やはりレコーディングによく使うヘッドホンということもあり、細かい音まで非常によく聞こえます。

SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン

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オンライン会議などの音質向上のためにオーディオインターフェイスと音質の良いマイク、それにイヤホンやヘッドフォンを組み合わせることにより、相手にも聴きやすい音を届けられるようになりますね。機材周りの環境って結構大事。っというのを改めて確認できた本日の実験でした。

 

 

でもやっぱりZOOMって話すタイミング難しいよね? よね?w

 

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR242 オーディオインターフェイス

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