UADのオーディオインターフェースArrowを、ついにボーカル&ギターレコーディングで実戦投入してみました。実際にレコーディングした音源も載せつつレポしていきます!
まずは私の制作環境・使用機材から↓
・Macbook Air Thunderbolt3搭載モデル(2018年)
・DAW—-Logic ProX
・ボーカルマイク—-SHURE BETA 87A
・オーディオインターフェイス—-STEINBERG ( スタインバーグ ) UR242
・MIDI出力がついている鍵盤とMIDIケーブル(鍵盤は自宅のだったり、スタジオのだったりで色々)
・モニターヘッドフォン—-SONY MDR-CD900ST
(持ち歩きが面倒でイヤホンだったりすることもw イヤホンの時はSONYのXBA-N3を使ってます)
・UNIVERSAL AUDIO ARROW オーディオインターフェイス ←NEW!!
今回の曲で使ったギターは下の2本。この2本のレコーディング音源と、ボーカルの録音音源を記事の真ん中の方で紹介します。
・Martin HD28(ピックアップにL.R Baggs Lyricを載せています。詳細は下のリンクから)
・Combat Guitars Classic ST ストラトキャスター
Combat、今回のレコーディングで初めて使ってみました!
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ってな感じで、本題に入ります!
私はもともと、DTMでトラックを作ることはあるけれど、ボーカルや生楽器のレコーディングはレコーディングスタジオを利用していました。バンドでも同じく。この曲のコーラスとか仮歌はこんな感じ〜というのをバンドメンバーに聞かせる時は録音しますけど、所詮デモ音源なので、オーディオインターフェースの良し悪しにはそこまで興味がありませんでした。
ただ、レイテンシー(=レコーディング時の遅延、特に録ってるときの!)と音質(特に録る時のモニター返しの音質)には長年ストレスを感じてました。だからこそ本番RECはエンジニアお願いしてレコスタ使うんだけどね。。。。
UADのArrowを導入してみて一番良かったことはズバリ、ストレスなくレコーディングができることによって、ベストパフォーマンスな状態で歌えること。です!
使ってみて思ったのが、とにかくレイテンシーが少ないので違和感なくレコーディングできるということ。
ちなみに普段Logic ProXでセルフレコーディングする時には、自分の声の返しの音にはリバーブくらいしかかけないです。ArrowはDSPというArrow本体側のシステムでエフェクトをかけながら録音できるので、PC側に負荷がかからないため、ほぼ遅延なしのノーストレスでレコーディングできます。
あと、エフェクトのプリセットがすごく使いやすいので、エフェクトのかけ方とか、使い方がよく分からなくても直感で操作できます。
Logicのプリセットエフェクト、ほんと使いづらいんです。痒いところに手が届かないというか、プリセットのまま使っても不自然すぎて。。。
Arrowでレコーディングした音源。まずはアコギ(Martin HD-28)とエレキ(combat classis ST)。
上の音源にボーカル入り。マイクはshure Beta87。Arrowに最初からバンドルされているプラグインのRealVerb-Proをかけてます。
Arrowの難点というか困ったことと言えば、購入前の下調べが大変でしたw
まず、Thunderbolt3でないと動きません。20代前半からずっとMac使ってますけど、Thunderbolt規格の機材を今まで使ったことがなく、Thunderbolt?なんだそれ?ってレベルでした。ただ、もともとArrowに興味があって、もしかしたらそのうち買うかもと思っていたので、Macの買い換え時は、Thunderbolt3搭載のものに絞って候補を探していました。
私は中古で若干安く買ったんですけど、購入時にメ◯カリを見ていたら、「Thunderbolt3と規格が合わなくて間違って買ってしまったので出品します」と書かれている方が結構いたので、きっと間違えやすいんだと思います。ちなみに、現在発売されているMacbookAirとMacbookProは、全てThunderbolt3対応しているみたいなので安心ですね。(無印Macbookには対応してないので注意!)
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / ARROW オーディオインターフェイス
ちなみに以前から使っているSteinberg UR242にもDSPシステムは搭載されてるんですよね・・・ArrowにはMIDI入力はないので、今回の曲のリズムトラックやシンセのMIDI打ち込みはUR242で行いました。今後ボーカルやギターなど生音はArrowで、打ち込みが必要なリズムトラックやピアノ、シンセ等MIDI入力系はUR242で行っていくことになりそうです。
下の写真は正面側なので写ってませんが、UR242のMIDI入力は背面側にあります。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR242 オーディオインターフェイス
そうしてできあがったのはこの音源です。試聴版ですが、どうぞ!
明日のマンスリーライブで発売しまーす。聴いてねー♪
『スタンド・バイ・ミー』by クミック pic.twitter.com/MSU4YDG2Hn— みっく@Lucy (@lucymickmick) October 26, 2019
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新しくこのインターフェースを購入したのですが、ボーカルレコーディングの時にlogic proのマイクで掛け取りができません。みっくさんは掛け取りなどはしましたか?
もししたのならどうやったかなど教えて頂きたいです。
こんばんは〜〜
コメントありがとうございます。
consoleでプラグイン(例えばrealverb proとか)をONにした状態でarrowのヘッドフォンジャックからモニターしており、プラグインをかけた状態の音(今ヘッドフォンから聴こえている音)をRECしたいということでしょうか?マイクはarrowのキャノン端子に差さっている状態ですか?
もしその認識でよろしければ、consoleのアプリケーションのoverviewから、右端のUAD MON をUAD RECにしてみるとエフェクトをかけた状態の自分の声を録音できると思うのですが…
私の考えている状況とくたがさんの状況が違っていたらごめんなさい。
経過をまたぜひ教えてください!